こんにちは、たにしです。
現在、メインのテレビはダイニングに置いているのですが、ソファーを置いている隣の和室でくつろぎながら、どうしてもテレビを観たい。
しかし、今住んでいる家は、築50年の平屋の一戸建てで、壁にテレビコンセントなんてありませんし、アンテナから直接来ているケーブルがダイニングに一つのみ。しかも、賃貸です。
そこで、アンテナケーブルを隣の和室に配線する方法調べ、実際にやってみました。
アンテナケーブルの配線方法
アンテナケーブルを配線する方法は、大きく分けて二つあります。
- 隠ぺい配線
- 露出配線
1.隠ぺい配線
隠ぺい配線は、壁の中にアンテナケーブルを通して、壁付けのテレビコンセントを設置する方法です。一番見た目はきれいなのですが、新築やリフォーム時でないとなかなか難しいと思います。
2.露出配線
露出配線は、アンテナケーブルを壁や天井に沿って配線し、固定用の部品を使用して設置する方法です。どうしても隠ぺい配線と比べると見た目はよくないですが、ケーブルの色を壁と似た色にしたり、固定用の部品にモールを使用することで目立ちにくくすることは可能です。
1つ目の隠ぺい配線ですが、今回の場合はアンテナから来ているケーブルが、屋根裏ではなく直接室内に入って来ているのでやりたくてもできませんでした。また、賃貸ですので、2つ目の露出配線を採用しました。
用意したもの
用意したものは、以下のものです。
- アンテナケーブル
- 分配器
- 延長コネクタ(中継アダプタ、変換コネクタ)
- 固定用の部品
- 必要に応じた工具
アンテナケーブル
アンテナケーブルは、同軸ケーブルとも呼ばれています。差込口にも種類があり、「ストレートプラグ」、「L型プラグ」、「F型接栓」の主に3つがありますが、片方が「L型プラグ」でもう片方が「F型接栓」のものを選びました。
長さですが、メインのテレビから壁に沿って配線することにしたので、沿わせる壁の長さを計測して余裕を見て、15mのものを用意しました。
また、次に出る分配器からメインのテレビにつなげるアンテナケーブルも必要です。
分配器
分配器は、一つのアンテナケーブルから複数のアンテナケーブルに分けるものです。今回は2つに分けるものを用意しました。
似た名前のものに分波器というものがありますが、こちらは地上波とBS・CSを分けるものなので今回は使用していません。
延長コネクタ
延長コネクタは必ずしも必要ではありませんが、アンテナから直接来ているケーブルの端部が真ん中にピンのある「オス」で、用意した分配器の接続口も「オス」でしたのでこのままでは接続できません。
そこで用意したのは、「メス」と「メス」の延長コネクタです。これを使えばケーブル同士をつなげて延長することも可能です。
固定用の部品
固定用の部品は、「ステップル」、「ケーブルクリップ」、「モール」などがあります。
今回はホッチキスの針のような「ステップル」を選びました。「ケーブルクリップ」は両面テープで貼り付けるのですが、壁紙につける場合、重さで壁紙がはがれる可能性があります。また、「モール」は見た目はきれいになるのですが、価格がほかのものに比べると高くつきます。
必要に応じた工具
アンテナケーブルを接続するには工具は必要ありませんが、今回選択したステップルを使うにはハンマー(玄翁)が必要となりました。また、モールを使う際は、長さを調節するのにのこぎりが必要になると思います。
また、天井近くに配線する場合は脚立も必要になってきます。
実際にやってみた
実際にアンテナケーブルをステップルを使用して壁に固定してみました。
なかなか綺麗に配線するのは難しいですね。
アンテナケーブルが太くしなりがあるので、角の部分がたわんでしまいました。
ステップルをハンマーで叩くので、隅のほうだと叩きづらかったです。
次回やるとすれば、アンテナ線は細いものにして、モールできれいに配線してみたいです。
分配器の接続は思った通りに出来ました。延長コネクタも問題なく使えました。
一つ危なかったのは、分配器にはネジ式のF型接栓が刺さらなかったことですね。
反対側のL型プラグがさせたので何とかなりました。両方がF型接栓のケーブルを選ばなくてよかったです。
まとめ
アンテナケーブルの露出配線は、見た目をあまり気にしなければできました。
みなさんもぜひやってみてください!
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